お兄=秘密彼氏
「テメェら いい加減にどけ!
 邪魔なんだよ!」




俺はいままで制限していた力を

女達にぶつけた



「「ちょっ 大哉さま~」」





真っ先に前村に近づく

ピクリともしない身体




(マジ・・・かよ・・・)





死なせてたまるか!



俺は 前村を抱えて

保健室へと急いだ







頼む  無事でいてくれ・・・





「「え~・・・
  大哉さま~・・・」」





後ろで情けない声が聞こえてきたが

そんなのに耳を傾ける暇はなかった







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