お兄=秘密彼氏
「結構ヒドイのか?」



頭の上で声がする

その声は微かに震えているのは

気のせいだろうか




「ううん
 大丈夫だよ
 美琴が一応行ってこいって言っただけだから」



「本当に?」



「うん 本当だよ」





大翔は私を身体から離した

そして言った



「たくっ 心配かけんなよ」



「ごめんなさ~い
 心配してくれるのは嬉しいんだけど
 早く自分を治してね♪」



「うるせー!
 それは言うな!」



「「アハハハハ」」






やっぱり こうして話してる時間が

私は  好き・・・






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