お兄=秘密彼氏



忘れてるのかと思った



だって あの後何も大翔


言ってなかったから・・・・





「もう遅いかもしんないけど・・・
 あのときは ゴメン・・・」



「バカ・・・
 っこんなの・・・っふぇ・・
 よかったのに・・」



「ちーはよくても
 俺のプライド?が許さないから♪」



「本当・・・
 ・・・バカだよぉ!!」



「バカはないだろ?
 それに 泣くなよー
 俺が悪いことしたみたいじゃん」






バカだよ・・・


こんなの買って

事故に遭って・・・



本当・・・大翔のバカ!!






「・・・・ありがとね」



「いいって」







そう言うと大翔はリングを私の手から取り

私の右手の薬指にはめてくれた





「今日だけ はめてて」



「・・・うん」



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