お兄=秘密彼氏
「なぁ」



さっきまでリビングにいたのに

いつのまにか 私の後ろにいるお兄



それに 振り返りたくても振り返れない


お兄が私の首の周りに腕を巻いているから



「なぁ 千晴…」





ビクッ



いきなり名前を耳元で呼ばれて

停止する体





「……なんで止まってんの?
早く洗いもの終わらせなよ」



「うっうん」






そう言われても…




この体制は





動けないからぁ!!!!!









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