お兄=秘密彼氏
ビクッ



「い…や
お兄………」




だんだん視界がにじんできた



あぁ 私泣いてるんだ


涙が溢れてくる




「も……
いっ…や…
ふっふぇ………」



それに気がついたのか

お兄は慌てて 私の上から降りた





「……ごめん ちー」



「今っ日のおっにい…
うっ…ふぇ…
おに…いじゃない…」





私は もう悲しくて


怖くて……




リビングを出て 自分の部屋へ向かった






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