お兄=秘密彼氏
そして 耳元で囁いた





「俺がお前が好きだという気持ちは
嘘じゃないから」






そう言うとお兄は 静かに部屋を出ていった





残された私は動けなかった




好き?



お兄が?




妹の私を?






その後から私はお皿に残っている

半分のトーストと一枚のベーコンを食べる気がしなくなってしまった




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