お兄=秘密彼氏
私はイヤフォンを取って ついでに布団もめくり上げた。


すると お兄がキュ-ッて小さくなったのでおそらく 寒いのだろう。




「お兄 時間ヤバイよ?
学校に遅刻しちゃうよ?」



「ん−……」




あっ起きた




ベッドの上で 大きく伸びをするお兄。



「んはよ…ちー……」



「おはよ お寝坊さん
早く降りて来てね。ご飯冷めちゃってるから」




そう言って私はお兄の部屋を出た。









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