青春小説
「大会まであと2ヶ月を切った!皆、これからも頑張るように。」
「解散!!」
またこのときが来てしまった。
毎日訪れる、別れ。
皆は口々に、バイバイ、さようならなどと言って帰っていく。
君もそう。
また明日も会えるけど…
まだもう少し君を見ていたかった。
「あっ、先輩!!」
どうせ明日も会えるんだから、さようならなんて…
「一緒に帰りません?
僕、本屋寄りたいんで。」
一緒に本屋で暮らそうか。
君となら、悪くない。