青春小説
僕は、
毎日空に雨が降るように祈っているけれど、
傘は持ち歩かない主義なんだ。



だから、雨が止むまで、
そうだな。

学校近くのカフェで時間を潰そう。

雨の日にはいつもそうやって時間を潰すんだ。
あるいて3分。

今日は雨が降っているから走って1分。

別に待ちきれなくて走ってるわけじゃない。
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