いちごみるく




「まだ2時かあ…千尋どっかいくか?」

「行くーっ!たまには4人で行こ…って璃乃と蒼君は買い物行くんだっけ?」


「うん。貴兄の誕プレ買わなきゃだからさ」俺の隣で璃乃が答えた


「そっかあー駅の近くのデパートだっけ?なら今日はいつもより4人で一緒に帰れるねっ」




「ごめんねー2人の時間邪魔してー」俺はなんだか
自然体な二人が無性にうらやましくなってきて、わざとらしく言った



「もう、蒼すねないでよ
うらやましいのはわかるけどね、お似合いだもん。」と言って

前を歩く2人を見ながら璃乃は幸せそうに笑った
















うっ、やばい。


今の顔は反則だよ…










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