いちごみるく
1時間後には2人ともが納得いく美味しいシチューが出来ていた
「うん!美味しいっ!
まあ、あっくんママにはおよばないけど
これならきっと貴兄喜んでくれるねっ」
「えー俺は母さんのよりこっちの方が好きだよ。
だって俺らの愛情たっぷりだぜ」
ドキン
「あれ?」
「ん?なんか変なものでも入ってたか?」
「ううん、なんでもないっ
ほら蒼っ!シチューできたし早く飾り付けしなきゃ」
「おう!じゃあ俺いつものやつ上からとってくるから
シチュー頼むわ」
…ぺたん。
蒼がドタドタとその場を後にしたあと
私は頭を抱えながら床にしゃがみこんだ
なんなんだろう今の…
まさか…
ううん。
そんなわけない
あるわけない…