愛を忘れない
君は人混みが嫌いだったね。

だから僕は祭に行く事をやめた。

それから愛の提案で近くの高台にある小学校から花火だけを見る事にした。


広い校庭の中で二人きりだった。


二人だけの空間だった。


そこから見る花火はとても綺麗だった。


花火が上がるたびにはしゃぐ愛の姿はとてもかわいかった。

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