【少女A。】
少し顔を教室の中に向けてみた。
皆、様々な反応を見せている。

目を背けている者。
隣の男子の制服をつかんでいる女子。

先生は未だ笑っていた。壊れていた。


私は彼女の方を向き直した。

引き金を引く。


カチャッ


トリガーにより一層力を込める。

カチャ…パンッ

またまた乾いた銃声。
他の人からしてみれば
「ンもぉ~お宅さん…どの位人殺せば気が済むんですか?( ̄~ ̄)ξ」
って感じだと思うけどね(笑)


案の定、首に孔が空いた。
彼女の後ろに隠れて覗き見ている馬鹿のね♪
「もう良いよ?」

私は彼女に一言。
「うん。」

彼女は笑顔は可愛いが無口らしい。

彼女はこっちへ歩いてくる。
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