告白
アナタはいつも目立ってた
自己紹介の時だって 休み時間のときだって
いつだってまわりにたくさんの友達がいてまぶしかった

前は合った時には カッコイイ だとか ステキ だとか、何にも思わなかったはずなのに…
むしろ、かっこいいのか?って思ったくらい

このときはまだ小学生だった
ここの地域周辺の小学校がたくさんあつまって陸上の大会があった
私たちは隣小とのこともあって、応援席もとなりだった
そのとき、その隣小に友達がいた私の小学生時代の友達が「この人達カッコイイよ」って名前とか影で教えてくれた
その子はその中の男の子を好きらしいけど
私はそのころやっぱ恋に目覚めてなくて「え~?そうかなぁ?」って思ってた

だけど中学生になってアナタは野球部で、将来同じ高校になるということで私たちの中学校とよくリクリエーションや試合を行っていた
私はソフト部だから、隣でやってるのをみてアナタがいるのを気づいたり
そのころからもう 自然と目がアナタを追っていて 好きになっていたのかもしれない

それから同じクラスになって私の恋ははじまってしまった

その名前は志田 大夢(シダ ヒロム)

何ヶ月かすると、私たちは自然にクラスにもなじめてきて普通に喋れるようになっていた
時が過ぎてゆくにつれ、私はどんどん大夢にはまっていっていた








ねぇ 大夢
私は大夢を好きになって苦しいことばっかだったよ
好きになんてならなければ楽でいられたのにね
恋って残酷で苦しいものなんだね

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