告白

応援

今から私は色別選抜リレー
クラスで女子2人男子2人を選抜され、同じ色(チーム)の選抜された先輩と他の色とリレーをする
私はクラスの女子の中で2番目に足が速かったので出ることになった

私は大夢と話しているとき「選抜リレー頑張れ!応援してるからなっ」って言ってくれた
それがすっごい励ましだなんて大夢は知らないだろうな

先輩と円陣を組んで気合をいれてスタートラインに立った
私は2番目に走る

だけど今の私なら勝てる!ってなんとなく思う
ううん 絶対に!

そして

「位置について ヨーイ…――ッドン!!」

パァンっという銃弾の音で第一走者がスタートした
1人100メートルという短い距離
そして私のところにきた
今のところ差はあまりない

そしてバトンが渡った
一生懸命に走った
大夢の期待にこたえられるように

遠くからは色々な応援が聞こえる

「頑張れ頑張れ桃 頑張れ頑張れ桃 いけるぞ桃 いけるぞ桃 速いぞ桃 速いぞ桃」

なんていう私のチームからの声が聞こえた

周りから声が聞こえる
あ これクラスのみんなの声だ

なんて少し考えてた
そして頑張らなきゃと思った

「小西!ぬかれんな―――――!!」

一瞬世界が止まったみたいにゆっくりになった

(大夢?)

大夢の応援が聞こえた
他の声はよくわからないけど大夢の声ははっきりときこえた

私は不思議と体が軽くなったみたいになって走った

そして男子にバトンを渡した


そしてリレーは終わった
結果は4位
誰かがバトンを渡すとき、バトンを渡すゾーンのとこの線を越したからだそうだ
私かもしれない
ごめん…

私たちの応援席の方に戻ったらみんな笑って迎えてくれた
そこで大夢が

「頑張ったじゃん!結果はどぉあれ、小西が走ってるとき1位だったし かっこよかったゾ!!」

そしてまた頭を撫でてくれた

「あのさ……」

「ん?」

「あ やっぱいいや!」

「なんだよ~!?」

恥ずかしくて言えないや
「大夢の応援聞こえたよ ありがとう 嬉しかった」
なんて
まだ 私は恥ずかしがりやでいえないけど
絶対未来に素直に言える日が来るといいな
そして大夢も笑ってくれる日が

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