僕のお姉ちゃん【兄恋番外編】
「翔樹くん?食べないの?」
「そんな・・・せっかく白鳥さんが作ってくれたのに。」
たべないんじゃないです。
食べるのに、命の危険を感じるからです。
思い切って、スプーンにのせ、口へ運ぶ。
口に入れると、まるで口の中が地獄絵図のような悲惨なことになりトイレへと駆け込んだ。
僕がのちの1か月、時折訪れる腹痛と下痢、吐き気に悩まされたのは言うまでもない。
食事を終えると白鳥は
「お姉さん。何作ります?」とやる気を見せた。
やめて下さい。