プロフィビション
新入生歓迎会 中編
「うぜぇ…」
『遥斗!そんなこと言わなぃの。』
遥斗と話してぃる内に新入生達が体育館に来た。
それもめちゃくちゃ多いため、人混みを嫌う遥斗は不機嫌。
「早く終わんね−かな」
『…まだ始まってなぃんだから終わるゎけないでしょ。』
まったく。遥斗の悪いクセだょ…。すぐ、自分の嫌なことがぁると愚痴るんだから。
新入生達は一番前の列に並べられた席に座っていく。そこから少し離れた後ろの列には2、3年生が座っている。
「ね、ぁの人めちゃくちゃ格好ょくない??」
「ホントだ−!ぁたしタイプかも!!」
ほら、きた。ぃつものことながらムカついてくる。
新入生達のほとんど…いや、女子は全員と言ってぃぃほど、遥斗を見ていく。
………遥斗って自分がモテるって自覚あるのかな?
奏多はないみたぃだけど…まぁ、遥斗はぁるょね!
「…ぁの、名前なんて言うんですか?」
そぅ言ってぁたし達に近づぃてきたのは新入生と見られる、小柄な可愛ぃ女の子。
ゃっぱり、視線は遥斗。
「…は?」
「名前を教えて下さい!」
「…橘遥斗。」
「ぁりがとうございます!」
遥斗、素っ気ないなぁ。…まぁ、ぁたしとしては嬉しいけど。
「きゃぁ−、名前聞いちゃった!!」
な−んて、騒いで帰ってく小柄な女の子。
…正直、ゥザイ…。
って、口には出さないけど。