プロフィビション
*遥斗*
まじでゥザイ……。
この大人数の人混みみたぃなのもそぅだけど、さっきから菜摘を見ていく男たち。
「なぁ、ぁそこにいる人、可愛くなぃ??」
「ぉ、ホントだ。先輩じゃね−?」
「ぃぃじゃん。俺、話しかけて来よ−かな!!」
そぅ言って菜摘を見ていく。俺は話しかけんじゃね−って言う感じのオーラで男たちを睨んだ。
すると、少し怯えてすぐに行ってしまった。
…弱い奴等だな。
そぅ思ってぃたのもつかの間。突然、長身の黒髪の男が近づいてきた。
「あの−、名前なんて言うんですか?」
その男は菜摘に視線を向けて問う。
『…えっ、ぁたし?!?!』
お前だょ………。
「はぃ!教えて下さい!!」
『ぇ、ぇっと、橘菜摘です』
「ぁりがとうございます!」
菜摘は少し混乱ぎみ。
「名前、聞いちゃったぜ!」
「まじかょ!教えろ!!」
な−んて言ぃながら友達と帰っていく、長身の男。
…正直、ゥザイ…。
って、口には出さないけど。