瀬戸未来という女の子
  「えーっと、、話すと
  長くなるんだけど。」


  そうして俺は思い出しながら
  友華に話し始めた。


  「俺達はずっと一緒に
  いたじゃん????」


  「うん。」


  友華も思い出しているの
  かもしれない。

  
  とても優しい笑顔でただ
  『うん』とだけ答えた。


  「だからさ、勿論悠樹と
  未来は昔からずっと一緒に
  いたわけで。俺が未来を
  好きになった頃にはもう
  未来は悠樹のコト好きでさ。
  友華もよく知ってるだろ?」


  くすっと笑って友華も
  話し出す。


  「あの時から未来は悠樹
  のことめちゃくちゃ好き
  だったものね。で、柊も
  未来のコトがずっと好きで。」


  「う・・・・・・・。
  考えてみたらものすごい長い
  片思いなんだよなー・・・。」


  「八年?いやもっと??
  大体そのぐらいだからね。」


  「うん。すっごい長い。
  俺さ、昔今よりずっと体
  弱くて入院繰り返してた
  じゃん??そん時にさ、、
  未来が何度も見舞いに
  来てくれて励ましてくれた。」


  「あら、あたしも行ったわよ?
  それじゃあ未来を好きになった
  理由にはならないんじゃない?」


  からかわれてる。。


  友華はものすごく楽しそうだ。
  

  
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