妄想少女
あぁーもぅ!
先生にジャマされて、折角のキスシーンが
途中で消えちゃったじゃんかー。
いくら、想像力豊かな?私でも、
夢の続きとか見れないんだからねー。
あれー?
どんな男の子だっけ??
えっと、あの漫画の主人公だっけ??
それとも、ライバルの子だっけ??
んんん???
「あー眠れーん!!!」
「黙れ、希美。そして夢の世界に堕ちろ。」
「・・・ぅ。麻子ちゃん、ひどぃよ。」
「なら、早く起きて。もうとっくに
下校時間は過ぎてるんだから。」
「ぇ!?い、今何時なのさ??!!」
「あんた、携帯持ってるでしょ。
自分で見な。私は手が離せないの。」
と言う麻子は片手で本を持っていた。
咄嗟に『片手空いてんじゃん』と言おうとしたが、
永久に寝たくはないので黙る事にした。
そして希美は素直に鞄から携帯を取り出し、
ディスプレイ画面を見て、時間を確認した。
「げッ!もう16時30分じゃんか!!
今日は猫ちゃんマンが最終回なんだよぉぉ!!」
「黙れって言ったのが分かんないかなー。」
「はぃ、すみませんでした。」
「帰る用意は出来たの?間に合わないよ?」
「はい!準備完了ーでっす!!」
「じゃあ、帰りますか。誰かさんの所為で
1時間も帰るのが遅くなったんだからね。」
「・・・ごめんなさい。これからは気をつけます。」
「分かれば宜しい。」
先生にジャマされて、折角のキスシーンが
途中で消えちゃったじゃんかー。
いくら、想像力豊かな?私でも、
夢の続きとか見れないんだからねー。
あれー?
どんな男の子だっけ??
えっと、あの漫画の主人公だっけ??
それとも、ライバルの子だっけ??
んんん???
「あー眠れーん!!!」
「黙れ、希美。そして夢の世界に堕ちろ。」
「・・・ぅ。麻子ちゃん、ひどぃよ。」
「なら、早く起きて。もうとっくに
下校時間は過ぎてるんだから。」
「ぇ!?い、今何時なのさ??!!」
「あんた、携帯持ってるでしょ。
自分で見な。私は手が離せないの。」
と言う麻子は片手で本を持っていた。
咄嗟に『片手空いてんじゃん』と言おうとしたが、
永久に寝たくはないので黙る事にした。
そして希美は素直に鞄から携帯を取り出し、
ディスプレイ画面を見て、時間を確認した。
「げッ!もう16時30分じゃんか!!
今日は猫ちゃんマンが最終回なんだよぉぉ!!」
「黙れって言ったのが分かんないかなー。」
「はぃ、すみませんでした。」
「帰る用意は出来たの?間に合わないよ?」
「はい!準備完了ーでっす!!」
「じゃあ、帰りますか。誰かさんの所為で
1時間も帰るのが遅くなったんだからね。」
「・・・ごめんなさい。これからは気をつけます。」
「分かれば宜しい。」