スウィートハート


でも もうダメッ!!


とうとう息苦しさに耐えられなくなり、無意識のうちに酸素を求めて口元を緩めてしまった。


すると…いったん解放された唇。



だけど、安心したのも束の間



キレ長の瞳であたしを瞬時に捕え、さらにダイちゃんが妖艶な笑みを浮かべる。


自分の唇をペロリと一周色っぽく舐めて



まさにエロ王子ってカンジで…こう告げた。



「ヒナ姫…これからだよ」


「えっ」


「全然…まだまだ足んねぇし」

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