Days
「別に良いんだけど…
つか、むしろ2人の方が……」
歩くペースがゆっくりな私に歩幅を
合わせながら言ってくれた。
さっきまでは先に行ってたのに…
こういう優しい所…いいなぁって思う。
そして、2人でも良いって
言ってくれた事が無性にも嬉しく感じた。
『ホントに~?』
翔大の顔を見るとニコッと微笑んでくれた。
『良かった!!
断られたら半日はショックで
立ち直れなかったよ~!!』
「なんで半日…?」
『いや…?
なんとなくだけど…
嫌って言われたら悲しくなるでしょ~』