Days



「別に良いんだけど…
つか、むしろ2人の方が……」




歩くペースがゆっくりな私に歩幅を
合わせながら言ってくれた。



さっきまでは先に行ってたのに…
こういう優しい所…いいなぁって思う。



そして、2人でも良いって
言ってくれた事が無性にも嬉しく感じた。




『ホントに~?』



翔大の顔を見るとニコッと微笑んでくれた。



『良かった!!
断られたら半日はショックで
立ち直れなかったよ~!!』


「なんで半日…?」




『いや…?
なんとなくだけど…
嫌って言われたら悲しくなるでしょ~』



< 26 / 32 >

この作品をシェア

pagetop