Days
下駄箱から外を見ると
さっきまでのオレンジ色の外ではなく
ほぼ紫っぽく染まっていた。
「早いな~」
圭太は空を見ながら癒やされてる感じだし、
「ていうかお化けってウケるー!!」
翔大はお腹抱えて爆笑してるし、
私は頬を膨らませて怒っていて、
居る時間や場所は同じなのに
感情はどれも違っていて、
けど、ちゃんとみんな心は通じ合っている。
それが私達の関係なのかもしれない。
「よし、行くか~」
「おぅ」
『うん!!』