セレブの同居人





「かしこまりました。」


そう返事してゆりなは部屋から出て行った。



「いーくん、ね。」



会うのは2ヶ月ぶりくらいかなぁ?

いーくんはおじさんだけどかっこいいからモテる。
あたしはおじさんは趣味じゃないから。


歯磨きを終えて、クローゼットとタンスを開く


「えーと…。」


中にはたくさんの洋服が入っていて、ワンピースから全ての物が揃えてある。
だって、あたしの家の会社、一応だけど人気ファッション会社だし。

もちろん他の会社の服だってあるけどね?


「今は春だし、これかなっ!」


手に取ったのはワンピース。
お店で一目惚れして買ったお気に入りだ。


ワンピースを着て髪をとくためにドレッサーの前に座った。


「ん。」


鏡でチェックして、
部屋の扉を開いて下の階へと向かった。





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