儚い翼

卒業

「~♪白い光のなーかにー、山並みは萌えてー、遥かな空の果てまでもー、君は飛びー立つー…♪~」

あっという間だった気がする。

皆と出会って、始めてが沢山で、六年生に助けられた一年生。

校外学習が、ちょっと遠くなった二年生。

電車に乗って、親に言われた安い野菜を買ってきた三年生。

初めてのクラブ活動、緊張しながらも楽しめた四年生。

委員会という、大きな仕事をもち、取り組んだり、また友達と協力した野外活動、五年生。

修学旅行で、「はいチーズ」ではなく、「はいキムチ」という掛け声に驚いた六年生。

あっという間に見えるけど、もう、卒業。
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