儚い翼
第六章:明かされる真実
次に会う時
あたしたちは、一夜を喜怒哀楽で過ごした。
「じゃあな愛心。次に会う時は、高校生だろうな」
「後二年も、待てないかもしれん」
あたしたちは、照れ笑いした。
「じゃあな」
「うん」
ガツンッ
「いた―…」
あたしは額をおさえた。
「大丈夫か!?……石?またかよ―…」
《死ね死ね死ね死ね》
うぅ…。
《殺めていい(笑)?》
「あたし、殺されるの?」
「大丈夫だよ。な?」
聖はあたしの額をハンカチでおさえ、天使の翼を見せた。
あたしもポケットから天使の翼を取り出して見せた。
「何かあったら電話しろよ!じゃあ、またなっ」
「うんっ」
「じゃあな愛心。次に会う時は、高校生だろうな」
「後二年も、待てないかもしれん」
あたしたちは、照れ笑いした。
「じゃあな」
「うん」
ガツンッ
「いた―…」
あたしは額をおさえた。
「大丈夫か!?……石?またかよ―…」
《死ね死ね死ね死ね》
うぅ…。
《殺めていい(笑)?》
「あたし、殺されるの?」
「大丈夫だよ。な?」
聖はあたしの額をハンカチでおさえ、天使の翼を見せた。
あたしもポケットから天使の翼を取り出して見せた。
「何かあったら電話しろよ!じゃあ、またなっ」
「うんっ」