でも、俺の彼女はアホ女。
先生が出て行くと誠は
女子生徒のもとに近付いていった

「文化祭って甘いものあるよね?」

ルンルンと声を弾ませて
満面の笑みを女子生徒に向ける

「はい♪」

大学生とは思えない
性格と容姿は女子生徒に
すんごくウケている


後の二人はすでに
テキパキと準備を始ていた

まぁ、こんな光景を見て
雅人は不満そうにする


「最悪…、学園祭やのに
俺ら全然目立たんやんっ!!」


「まっ、俺はどうでもいい」


淳弥はサラッと言って
携帯に目を移した


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