でも、俺の彼女はアホ女。
「何に飲む?」
「じゃあ…メロンソーダっ」

綾音は無邪気に笑って
メニューを指差す。

メロンソーダとコーヒーを
注文して、淳弥と綾音は
本棚を見始めた。

「何か凄いね~」
「うん、ずげぇ」

その時だった…。


綾音は1冊の本を
本棚から出してきた。

それは海の写真が表紙に
載っている綺麗な本。

どうやらフランス語らしい。


デートっぽいロマンチックな
本だなーあ、何て思ってたら…。
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