中曽根工業高校
最初の頃は"今日ヒマ?"とか、"どうかしたの?"とメールが送られていたけど、最近はそれすらもなくなった。
ナミも同様だ。
(もうどうでもいいか……)
「まー用あるならいいや。またな」
あまり深く考えず、ハッキリしてるところが中村のいいところだ。
「おう、またな」
げた箱で中村に会釈して、聖也は真っ先に駅へ向かった。
地下鉄に乗る前に、メールを送った。
『ごめん、遅れる(>_<)』
ホームで電車を待っていると、ポケットのケータイが震えた。
『わかった』
(返信早いな……)
電車に乗り、3駅で降りる。
例の噴水の前。
ケータイのサブ画面を確認しながら辺りをちらちら見ている。
「あの、ちょっといいですか。」
ピアスをジャラジャラつけたパンク系の男が岬に声をかけた。
「……何ですか」
「かわいいですよね。ちょっとお話したいな」
「困ります…あっ」
聖也は二人の間に割り込み、岬を自分に引き寄せた。
「…俺の連れなんで」
「あっ…そうなんだ」
長身の聖也にビビったのか、男は逃げるように走って行った。
ナミも同様だ。
(もうどうでもいいか……)
「まー用あるならいいや。またな」
あまり深く考えず、ハッキリしてるところが中村のいいところだ。
「おう、またな」
げた箱で中村に会釈して、聖也は真っ先に駅へ向かった。
地下鉄に乗る前に、メールを送った。
『ごめん、遅れる(>_<)』
ホームで電車を待っていると、ポケットのケータイが震えた。
『わかった』
(返信早いな……)
電車に乗り、3駅で降りる。
例の噴水の前。
ケータイのサブ画面を確認しながら辺りをちらちら見ている。
「あの、ちょっといいですか。」
ピアスをジャラジャラつけたパンク系の男が岬に声をかけた。
「……何ですか」
「かわいいですよね。ちょっとお話したいな」
「困ります…あっ」
聖也は二人の間に割り込み、岬を自分に引き寄せた。
「…俺の連れなんで」
「あっ…そうなんだ」
長身の聖也にビビったのか、男は逃げるように走って行った。