君の忘れ物。
「あっ知恵!!じゃあ、失礼します。」

「ちょっとこれは??」



私は夢中で走っていた。
何で逃げたのか未だに分からない。
好きでもないのにどうしでだろう…。


悔しかったのか


それとも

悲しかったのか。


きっと私が思うには

何よりも、魅力がない自分を嫌っていたのかもしれないな。
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