君の忘れ物。
予想外、砕け散る想い
次の日の放課後。

私は体育館裏で待っていた。

不安と緊張が募るばかりで、落ち着いてはいられなかった。

「ヤバい!!どうしよう麗香。」

「大丈夫だよ!!
知恵の気持ち、ちゃんと伝わってるよ。」

「頑張れよっ!!」
影で麗香と真希が
応援してくれた。
私にとって、何よりも心強かった。


そこに、人影が。

「あっ先輩来たよ。」

「えっ!!」

ドキドキ。
胸の鼓動が止まらなかった。
誰か…止めてください!!



でも、予想外なことが起きてしまった。
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