am.


そんな感じで、授業が終わろうとしていた。




コンコンッ…ガラガラ…。



教頭だった。



「佐々木さん…佐々木 捺実さん…。」



捺実だ。


滅多に来ない教頭が来て


「お前、また悪そしたのかよ~。」


なんて、みんなは騒ぎ立てた。




でも…あたしだけかもしれないけど。




教頭の表情がそんな風には見えなかった。




重たい何かを、感じた気がした。




< 14 / 37 >

この作品をシェア

pagetop