am.


部屋に入ってきた、あたしを姉ちゃんは驚かずに、冷静に対応してくれた。


そりゃあ、内心びっくりだったと思うけれど。





「良いよ。落ち着くまで、泣いて。」




ベッドの前に、座った。



姉ちゃんは、まるで、お兄ちゃんみたいだった。



あたしなんかに、比べようにならない位に、強いし。




「あんた、凄いよ…。」





姉ちゃんの、言った言葉。


意味が、よく分からない。



「……………?」




「あんた、あの事もあったのに、すげぇ強いし。

あたしが嗄和実だったら、多分死んでる。」







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