消えいく想い
「つまんねー」
今日はバイトがないから暇だ。
暇つぶしをする金もない。
不思議とパソコンをする気にもならない。
パソコンでアイツと電話をするのも楽しいけど、それはそれでむなしいし。
「はぁ――」
もう一度ため息。
そんな時、携帯がブルブルと震えているのが見えた。
あぁそうか。マナーモードにしてたっけ。
チカチカと着信したときの光を発しながら携帯は震えている。
「誰だ?コイツ」
――From 美香
全く覚えていない。
けど、暇だしまぁ出てもいいだろ?
「はい、もしもし。片倉ですけど」
「あ、アキー?」
「ん、あぁアキだけど」
中学時代仲の良い奴にはそう呼ばれてたっけ。
「私のこと覚えてる?」
「えーと、誰だっけ」
「ひどっ!私だよ!ミカだよ!」
ごめん。わかんねえ。
今日はバイトがないから暇だ。
暇つぶしをする金もない。
不思議とパソコンをする気にもならない。
パソコンでアイツと電話をするのも楽しいけど、それはそれでむなしいし。
「はぁ――」
もう一度ため息。
そんな時、携帯がブルブルと震えているのが見えた。
あぁそうか。マナーモードにしてたっけ。
チカチカと着信したときの光を発しながら携帯は震えている。
「誰だ?コイツ」
――From 美香
全く覚えていない。
けど、暇だしまぁ出てもいいだろ?
「はい、もしもし。片倉ですけど」
「あ、アキー?」
「ん、あぁアキだけど」
中学時代仲の良い奴にはそう呼ばれてたっけ。
「私のこと覚えてる?」
「えーと、誰だっけ」
「ひどっ!私だよ!ミカだよ!」
ごめん。わかんねえ。