君は君のままでいて
「駄目だよ。
だって、僕だってずうっと我慢してるんだもの。
いつだって、ずっと、ね?
それに、ごめん。
僕は『まっさら』じゃなかったよ?
だって僕は………。」
「美樹は俺が『初めて』だろ?
だから、『まっさら』でいいんだ。」
『まっさら』っていう言葉に反応して、僕が言おうとするのを緑風が遮ってそう断定する。
「美樹の『初めて』は俺に奪われちゃったんだから、『まっさら』な美樹を堪能したのは俺なの。
あ、そうか。
別の『初めて』をいっぱいあげればいい?
例えば、今すぐ此処で俺に押し倒されちゃうとか?」
だって、僕だってずうっと我慢してるんだもの。
いつだって、ずっと、ね?
それに、ごめん。
僕は『まっさら』じゃなかったよ?
だって僕は………。」
「美樹は俺が『初めて』だろ?
だから、『まっさら』でいいんだ。」
『まっさら』っていう言葉に反応して、僕が言おうとするのを緑風が遮ってそう断定する。
「美樹の『初めて』は俺に奪われちゃったんだから、『まっさら』な美樹を堪能したのは俺なの。
あ、そうか。
別の『初めて』をいっぱいあげればいい?
例えば、今すぐ此処で俺に押し倒されちゃうとか?」