年下くんにまぢ惚れ☆


「・・・・。」


やばぁ〜・・・。
どうしよう・・・・。


「先輩・・・。ありがとうございました!!」


「えっ?なんでお礼??」


「だって、さっき俺が殴られそうになったとき、止めてくれたぢゃぁ〜ないですか!!」


「ぁあ〜。まぁ〜たいした事してないから、お礼なんて言わなくてもいいよ!」


「いえ!!助かりましたんで!お礼ぐらいは・・・。ところで、先輩は手大丈夫ですか?さっきの力だと相当痛いと思うんですけど・・・。」


「本当に大丈夫だから!!気にしないで!!そんなことより、早く練習に戻んな!!」

「ぁっ!!忘れてた・・・。ぢゃぁ〜・・・本当にありがとうございました!!」


そう言って、お辞儀して練習に戻っていった・・・。


そのあと、顧問に事情を説明して、なんとか怒られないですんだ。


「まぁ〜南美も大変だね・・・。あたしが抜けたらもっと厄介になるだろうけど、頑張ってね?」


桃羽先輩にそう言われた・・・。今まで、全部桃羽先輩がまとめてたから、よかったけど・・・・。なんだかいきなり不安になってきた。
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