年下くんにまぢ惚れ☆
そして、ミーティングを終えて、練習に戻ろうとしたら、ステージの上で1年に素振りを教えていた顧問に呼ばれた。
「なんですか?」
「悪いけど・・・1年に素振り教えてあげてもらえる?」
「なんで?今先生教えてたじゃん!!!」
「俺は経験者じゃないから、間違って教えるといけないからな!」
「え〜・・・・」
文句言いながらも、教えることにした。
「ぢゃぁ〜みんな一回ラケット持ってみて。」
言った通りにみんな動く。なんか楽しいんですけど!!
それからは大変だった。みんな持ち方が違うから、それを直すのに大変だった。でも、最終的になんとか、ちゃんと持てるようになっていた。一人を抜いて・・・・。
結局この日は、素振りすら出来なかった。でも1年を見るとみんな分かった分かったって感じで、楽しそうだった。
そして、部活が終了して、みんなが帰った後、あたしは体育館で一人練習を始めた。
これはいつもの日程。顧問に頼んでやらせてもらっている。たまに、顧問にこうしてほしいと頼んで一緒に練習してもらう。
だけど、この日は顧問が仕事で一人だった。
「パシンッ」
「サーブが調子悪いなぁ〜」
その時。
「先輩!!」