年下くんにまぢ惚れ☆

温かいなぁ〜・・・・。

ってか何を思ってんだ!!


「せ〜んぱ〜い〜!!!」


そう言って裕樹はあたしにくっついてくる。


「なっ!!!何???」


「俺が後輩でよかった?」


あたしは裕樹に背を向けたまま考えた。


確かに裕樹のことをこんなに好きになって、なんで後輩なんだろうって、思ったこともある・・・。


だけどね・・・裕樹が後輩だから、かわいいって思うときもある。だからたまに、年上っぽいことされると、いつも以上にキュンとくる。


「裕樹が後輩でよかったよ?後輩だから、たまに頼りになるしね!!」


「そっかぁ・・・・。」


「裕樹は?うちが先輩でよかった?」


「当たり前ぢゃん!!だいたい、先輩がタメだったら、俺はバドミントンやってなかったし!!」


「ふぅ〜ん・・・。」


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