制服のボタン
それを見た陵弥が無理矢理私から離して。
「幸樹!何しに来た。帰れ!!」
「ヤダ!俺もここに住む!!」
「いい訳ないだろ!」
「親の許可は貰ったから!」
「「えっぇぇぇーーー」」
陵弥と驚きが被った。
プルルルル…
驚く間もなく。
陵弥の携帯が鳴り。
陵弥はガクッと項垂れた。
「親からでしょ?」
と聞く幸樹君に。
「今日から宜しくだとさ」
と陵弥は頭を抱えた。
こうして陵弥の従弟の幸樹君は今日から陵弥の家に居候する事に…
どうなるの私達…?
ニンマリ笑って。
「俺の部屋どこ?」
結局。空いていた和室が幸樹君の部屋になった。