制服のボタン
「ばーか、何意識してんだよ」
陵弥が後ろから抱きしめた。
意気なり抱きしめられて、心臓が飛び出しそうなくらいドキドキしてる。
「りょ、陵弥は余裕かも知んないけど…ドキドキするんだからしょうーがないでしょ…」
私が言うと。
「…俺だって…ほら…」
って。
私の手を握り向きを変えさせて、陵弥の胸に当てた。
…ドキドキ…してる……
陵弥もドキドキしてるの…?
「…俺だってドキドキしてる…髪乾かす手が震えた…」
…えっ…?
「凜花が…好き過ぎてどうしようもない…」
……陵弥……
「私も好きだよ…」
私はそう言うと陵弥の顔に近付いてキスをした。
唇を離すと陵弥が私の頭を押さえ深いキスをしてきた。