制服のボタン
キョロキョロと部屋を見回す私。
モノトーンで統一されスッキリと整理されていた。
…何か意外…
もっと服とか抜き散らかしてあって、エロ本とか散乱してるかと思ってた。
いや、女を連れ込む為に隠してあるのかも。
「何、想像してる?エロ本なんかねぇから!」
コツンと後ろから頭を叩かれた。
何で考えてる事わかったのよ…
恐る恐る振り替えると。
腕組みをして不適な笑みを浮かべて、私を見下ろしていた。
…さっきの瞳…
駄目…目が反らせなくなる。
また術に落ちる…
意識はあるのに身体の自由が利かなくなって、声も出せない。
呆然と立ち竦む私の前に陵弥が立ち。
あー私このままコイツにヤられちゃうんだ…
私…間抜けな女だよ…
どうぞ好きにして下さいって言ってると同じじゃん…………………。
…どうしよう…