大好きだよ、先生






やっぱり気になる!!

だカラ、思い切って聞いてみる事にした。


「私は先生の事が、、、まだ好きです。でも、、、」


聞こうとは思ったものの、やっぱり聞きにくい。


「ん??『でも、、、』??」

よしッ、聞こう!!

「でも、、、先生は、、、荒井先生と付き合ってるんぢゃ、、、??」


「、、、えぇ!?な、、、なんだッ急に!?」

「付き合って、、、ないんですか??」

「付き合ってないよ。、、、はぁ。誰に聞いたんだ??そんな事。」

「、、、前、、、先生と荒井先生が話してるの聞いちゃって、、、」

「、、、!!あの時か!!」

先生は少し、考え込んだ顔をした。

「山口。あれは違うよ??荒井先生は、俺の兄貴の友達で、荒井先生が好きなのは俺の兄貴なんだ。」

「、、、え??」

「だカラ、代わりに想いを伝えてって頼まれたんだ。」


そ、、、そうだったんだ。

あぁ゙〜
ぢゃあ、私の勘違い!?
うわッ
ハズいよ///

「先生私、、、ッ」

"勘違いしてた"

そう言おうとした時、、、


チュッ


先生に
キス、、、されたんだ。


キスなんかあんまりした事ない私の顔は、りんごみたいに真っ赤で、、、

でも先生は、なぜかそんな私を見て笑ってて、、、


その時私は、
"想いが届いたんだ"
って思ったんだ。







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