野いちごM-1グランプリ!
悠人「まぁ、剣士だから剣を使うな。」
由良「そこは基本だろうな。」
悠人「でも、時代にそぐわないから、銃も使えないといけないな。」
由良「・・・まぁ、剣一本では辛い世界だからな。飛び道具はないといけないだろうな。」
悠人「あと、前線に立つのだから、防弾チョッキぐらいは欲しいな。」
由良「銃撃戦は必須だろうからな・・・まぁ、銃撃戦をやってる時点で、そいつが剣士と呼べるかはいささか疑問だけど。」
悠人「あと、バズーカーや、手榴弾や、散弾銃なんかも欲しいな。」
由良「・・・・・うん?まぁ、前線に立つ以上は、攻撃力があるに越したことはないけど・・・」
悠人「そうなってくると、長剣はむしろ邪魔だからナイフに変えて、服も目立つ色よりはミリタリー色の服装にしたら・・・」
由良「アーミーだよ!軍人だよ!?っていうか、途中から気がついていたけど、あえて、黙ってたよ!既に剣士じゃねぇよ!なんだよ、その危険人物!待ち歩いてたら、一発で警察から職質受けるだろ!?」
悠人「似たようなものじゃないか?」
由良「似てねぇよ!なんで、軍人仲間に入れるんだよ!?ワケわかんねぇよ!」
悠人「魔王を倒すには、それぐらい必要なんだ!」
由良「魔王って誰だよ!!」
悠人「大統領。」
由良「おぉい!!」
悠人「いや、絶対今の世の中、上が悪いからそこをやっつけるところからスタートしないといけないと思うんだよな。」
由良「言いたいことは分かるけど、端的すぎるだろ!もっとあるだろ!そういうところかじゃなくて、もっと他のところから、考えろよ!」
悠人「大丈夫だって、大統領暗殺とか、アメリカでは恒例行事だから。」
由良「こらぁ!危ないから!!だいたい、大統領暗殺だったら、俺一人で十分だろ?」
悠人「・・・マジで?」
由良「いや、やらないからな。念のため言っておくけど、やらないからな!」
悠人「チェ~」