仮彼氏―恋の行方―


降りた駅で、少し遊んだ。


ポケットティッシュ配りの人の前を素通り。


以外にくれないんだよね、ティッシュ。



あたし達は、千華と別れた。


『じゃ、帰るか!!』


2人でバスに乗りこんだ。



坂野とは、通路をはさんで隣に座った。


坂「ティッシュ・・・13個だ」


『え、やば』


会話はそれだけ。


それ以外は話さなかった。



バス停に着き、坂野と降りた。


『じゃあ・・・、ばいばい』


坂「じゃあね」


映画は・・・これだけで終わった。
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