COOL★Gal―衝撃的な恋愛―
一弥「れ・・・恋・・・歌?」
一弥?
どうして・・・。
恋歌「そだよ。」
一弥「まだいたんだ。」
恋歌「うん。」
さりげなく私たちは寝転びながら手を繋ぐ。
一弥「綺麗だな。空。」
恋歌「うん。」
一弥「でも、恋歌の方が綺麗だよ?」
かああああっ。
顔が赤くなった。
恋歌「く・・・くさいっつの!」
一弥「顔、赤くしてるくせに。」
恋歌「してない!」
一弥「してる。」
恋歌「・・・だってさ、一弥と一緒にいられて、嬉しいんだもん。」
私は、一弥がいる反対の方を向いた。
恥ずかしいから。
一弥「理由になってないんですけど。」
むかぁ!
恋歌「十分理由になって・・・!」
私が一弥の方を向いた、その時だった。
一弥と私の唇が重なった。
舌も絡めあわせた。
恋歌「ん・・・んんん!」
いきなり何すんのよ!
て言いたいけど、今は言えない。
少しして唇が離れた。
恋歌「な・・・」
私が言いかけた。
一弥「スキあり!」
一弥がニヤって笑った。
つい顔が赤く染まってしまう。
恋歌「好き。」
私たちは抱き合った。
一弥は、ぎゅうって、強く抱きしめてくれた。