COOL★Gal―衝撃的な恋愛―
―親―
♪♪♪♪♪・・・
私は、今家にいて、電話がなった。
恋歌「誰からだろう。」
ガチャ
恋歌「はい。もしもし。大崎です。」
父「俺だ。」
え??
恋歌「お父さん?」
父「あぁ。」
嘘だ・・・。
恋歌「ど・・・うして。用件は?」
声が震えた。
許せない人との電話だったから。
父「俺、わけあって、またお母さんと結婚することになったから・・・お前は、俺らの所へ来い。今、北海道だ。」
ほ・・・北海道?
恋歌「んな!いきなり来いって言われても!!」
困るよ。
だって、彩芽達と別れちゃう事になるし、
何より・・・
一弥と・・・別れてしまうから。
父「恋歌?恋歌??」
恋歌「そんなこと・・・!」
気がついたら、目は赤くなっていて、涙をうかべていた。
父「ん?何?」
恋歌「そんなこと言われても嫌だよ!!だって、こっちでめ気の合うダチ見つけたし、一人暮らしも慣れた。彼氏もできた。北海道なんて遠い所、信じられないよ!」
ガチャン!!!
私は思いきり電話を切った。
怒っていたけれど、震えていた。
恋歌「・・・んて。転校なんてありえないよ!」
私は、一人で泣いた。
ずっと。
ずっと。