【短編】冬、雪が止み、そして 星
運命の星
静かな 静かな 真夜中…
月は西の方を向いて
辺りをほのかに照らしています
降りゆく 白い小さな 結晶が
辺り一面を銀世界に しているのです。
そんな無音の中
一人の少女が
切り株に ちょこん と
座って
顔をぐしゃぐしゃにして
泣いていました。
月は西の方を向いて
辺りをほのかに照らしています
降りゆく 白い小さな 結晶が
辺り一面を銀世界に しているのです。
そんな無音の中
一人の少女が
切り株に ちょこん と
座って
顔をぐしゃぐしゃにして
泣いていました。