【短編】冬、雪が止み、そして 星
「っ ひっく ひっく ひっく…さ…寒い……。」

少女が着ているのは

ネグリジェに

カーディガン一枚。

肩をガタガタと震わせて
今にも

凍え死にそうです。



゙大丈夫?″


ふいに

少女の心に 誰か男の子の声が

響いたのです。


少女は

驚いて、顔を上げたのですが

誰もいなくて

ただ 真っ白な世界があるだけです。
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