干物女と同棲中!?
「うん…ありがと。」



龍平の手はすごく温かかった。






そのまま無言のまま家の前についた。





「奈留…?」




ふいにあたしの名前を呼ぶ声が聞こえた。




この声は俊治だ…





「えっと…」



「あぁ…あたしの友達の…「真山龍平です。」





龍平があたしの言葉を遮った。




「佐藤俊治です。」





俊治を見るとあたしたちの繋がれた手に視線が注がれていた。





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