天から舞い降りた赤ちゃん
お尻を拭いて、紙おしめを取った。
洗面所に行った時に、おしめにならないかと思い、ガーゼタオルを2枚、持ってきたのを歩ちゃんのお尻にあてT字にしてあてた。
「いや、どうして上手くいかないの」
「歩ちゃん、もうちょっと待って」
「ありゃま、どうしましょう」
手を動かしながら、小言のように、多少のイラつきながら、おしめ交換をした。
悪戦苦闘をどれだけしただろうか、分からないが、何とか、外れなさそうになった、ガーゼタオルのカラフルなおしめが完成と同時に
ピンポンとチャイムが部屋中に鳴り響いた。